フローリングを長くきれいに保つ方法

フローリングを長くきれいに保つ方法。お掃除はから拭きが基本

フローリングは大きく分けて、無垢材と複合フローリング(※)があります。基本的に木でできているので、水には弱いと思ってください。水拭きは、表面のひび割れや変色の原因になります。
普段のお掃除は、掃除機をかけた後、から拭きします。汚れがひどい箇所は、固く絞った雑巾で拭いて、それでも取れない場合は、中性洗剤を含ませた雑巾で拭きます。

夏に汗ばんだ子どもたちが歩いた後のフローリングは、ベタベタ。やはり水拭きしたいですよね。そんな時は、雑巾を固く絞って、部屋の奥から拭いたところを踏まないように、仕上げていきます。水拭きしながら、から拭き用の布などで、拭き上げていくと、拭き後も残らずに、フローリングにも優しいです。
フローリング用のお掃除シートは、ドライタイプ、ウェットタイプなど豊富にありますが、変色や傷みの原因にもなるので、フローリングのタイプと、シートの注意書きを十分に読んで、確認してから使うようにしましょう。
さらに、高温スチーム洗浄機は、水と熱に弱いフローリングには厳禁です。

※「カラフルライフ」カテゴリー・家≪フローリングの種類や特徴を知っておこう≫参照
https://blog.famityhome.co.jp/archives/life/818/

フローリングを長くきれいに保つ方法。水気や乾燥を防ごう

フローリングを美しい状態で長く保つには、まず水気に注意することが大事です。水がしみこんで、しみや変色、ひび割れがおこる原因になったりします。
水をこぼしてしまったら、できるだけ早く拭き取ってください。キッチンや洗面所では、直接水滴などが付かないように、マットを敷くなどしましょう。
また窓際は、結露や雨の吹込みなどにも注意が必要です。
次に乾燥はひび割れや反り、きしみの原因です。冬の暖房で暖めるとお肌と同じように、乾燥するので、加湿器を使用したり、直接暖めたりしないようにします。
椅子の脚には、こすれて傷がつかないようにカバーをかぶせたり、フェルトを貼ったりしておくとよいですね。
おもちゃを落としたりして傷がついてしまったら、ホームセンターなどで販売されているフローリングの傷の補修材でリメイクも可能ですが、色味が違ったりすると反対に目立ってしまうこともあるので、慎重に。

フローリングを長くきれいに保つ方法。ワックスで長持ち

フローリングの艶が、無くなってきたように感じることがありますか。
フローリングの表面を覆っているワックスが、経年の歩行やお掃除の時などの細かな傷で剥げてきているのかもしれません。

ワックスは、フローリングの表面を水気や乾燥、汚れなどから保護し、艶を出して美しく保つのに効果があります。
ワックスには水性や油性、水性樹脂ワックスなどの種類があって、無塗装は水性ワックス、複合フローリングには、主に水性樹脂ワックスが使われるそうですが、フローリングの種類によって、使えるものとそうでないものがあるので、それぞれの注意書きに沿って選びましょう。フローリングのメーカーの指定のものがあれば、それを使うのが安全ですね。

ワックスをかけるには、お天気の良い日を選んで、床掃除の後、ワックスをしみこませた布やウエス(使い捨て雑巾)で、木目に沿って塗っていきます。この時も部屋の奥から足跡をつけないように塗っていって、よく乾かしましょう。