夏場の節電対策2

待機電源をこまめに切りましょう

夏の節電対策には、消費電力の大きいエアコンと冷蔵庫を、うまく節電することが大切と、先の「夏場の節電対策」で紹介しました。
(参照「夏場の節電対策」:カテゴリー「お金」、アーカイブ2020年6月)
ここでは、さらに工夫して節電できるものはないか見てみましょう。

家に居る時間が長くなると、ついテレビを付けておく時間も長くなりがちですね。洗濯物をたたんでいる時とか、洗い物をする間、お子さんの宿題を見る間など、短い時間でもテレビの主電源を切るようにしましょう。リモコンのスイッチをOFFにしただけでは、待機電源が入ったままです。主電源の場所はテレビの裏にあったりして、わかりにくかったりします。そこで、テレビに限らず扇風機など、待機電源を使う電気製品は、節電コンセントを使って見えやすい場所に出しておくと、待機電源を切りやすいです。
洗濯物が増える汗をかく季節。洗濯物はできるだけ、入れ過ぎない範囲で、まとめて洗うようにしましょう。さらに、夏場は洗濯物もよく乾くので、脱水時間を短く設定したり、乾燥機能を使わないようにすれば節電になります。
お湯は、保温湯沸かしポットを使うよりその都度、必要な量を沸かしましょう。特に夏場は、沸くのも早いです。
食器洗い乾燥機は、節電モードに切り替えたり、乾燥機能を控えたりしてください。

涼しく感じる工夫をプラスして

遮熱カーテンは、日差しの熱が部屋に入るのを防いで、冷気を維持する働きが期待できます。室温を上げにくく、冷めにくくするので、日中はしっかりとカーテンを閉めておきましょう。
カーペットは、イグサ風のものに変えるだけでも、足触りがすがすがしくて、涼しげです。
寝苦しい夜は、熱中症対策のためにも、クーラーをうまく活用して、睡眠を確保したいですね。プラスして、クール素材の枕カバーやシーツを使えば、クーラーだけに頼らずに感触がひんやりして、心地よいでしょう。
冷却スプレーやシート、冷感タオルといった様々なクールダウン商品も発売されています。
また、早寝早起きを実行したり、家族でできるだけ同じ部屋で過ごすようにしたりするだけでも、クーラーやテレビ、照明などの電気消費が節約できます。
暑い夏、ピーク時の電力消費を減らすためにも、必要な電気を稼働させて快適に過ごすためにも節電に努めて、経済的に乗り切りましょう。