秋の夜長の過ごし方

秋の夜長を楽しむ気持ちはどこから?

朝晩の寝苦しさから解放されて、ホッとする秋。「秋の夜長」は、秋の夜が長く感じられるという意味で、二十四節気の秋分(9月23日頃)から立冬(11月7日頃)の期間をさしています。俳句の世界では、秋の季語として「夜長」だけでも使われます。

秋分で昼と夜の長さが同じになって、だんだんと陽が落ちるのが早くなり、夜が長く感じられるようになりますね。そして、冬に向かって夜がさらに長くなり、一番長いのは冬至(12月22日頃)です。
夜が長いのは冬であるにも関わらず「秋の夜長」といわれるのには、夏の厳しい暑さが過ぎ、日が暮れる早さが実感できて、心地よい夜を楽しむ気持ちが高まることから、「秋の夜長」を喜びとしてとらえる言葉になっているようです。
秋の夜長を皆様は、どのように過ごされるのでしょうか。

会話や趣味の時間をつくる

テレワークの普及やワークライフバランスの提唱などによって、就業時間や通勤時間が減り、家族揃って家に居る時間が一層長くなって、夜長を実感されていませんか。
秋の夜長の過ごし方を考えてみましょう。

そんな時間の楽しみ方のひとつに、会話やコミュニケーションがありますね。
同僚や友人、お仲間などと、お会いすることが減った昨今だからなお、顔を合わせて会話する時間が必要だと思われていませんか。
家族との会話の時間も増えて、子どもたちと触れ合う機会や、ご家族でのイベントやプランについての話題も増えるでしょう。
ご自身の趣味を楽しむのも素敵な時間になりますね。
音楽を聴いたり、読書をしたり、絵をかいたり、刺繍やアクセサリーなどのハンドクラフトなど、時間がいくらあっても足らないと思えるほど楽しいひとときです。

フィットネスやスキルアップで磨きをかける

また、運動不足が心配、筋肉を増強させたい、体を引き締めたいなど、フィットネスに関心があるなら、この機会にチェレンジしてみては。ジムに通ったり、自宅でSNSを先生にしたりして始められます。
英会話や資格を取るためなど、スキルアップのための時間をスタートさせるのも秋はいい季節といえるでしょう。
お料理のレパートリーを増やしたり、スイーツづくりやDIY、断捨離なども涼しくなってきた秋にやっておきたいと思われていませんか。
そして、ゆっくりとバスタイムを満喫したり、夏は暑くて怠けていたお肌のケアやネイルのお手入れをしたり、少し贅沢な自分時間を楽しみたくなる「秋の夜長」ですね。