うるう年の豆知識

「うるう年って何?」

2020年は2月が29日まであるうるう年(閏年)にあたります。
1年は地球が太陽のまわりを一周する時間で、カレンダーでは1年は365日ですが、地球が太陽のまわりを一周するのに約365.24日かかります。このズレを調整するのがうるう年です。

うるう年は4年に1度じゃない?

1年は約365.24日なので、 4年に一度ではまたズレが生じてしまいます。そこで、100年で割り切れる年は普通の年として、400で割れる年はうるう年とされています。つまり、うるう年は正確には、400年に97回あることになります。

なぜ、2月だったの?

古代ローマでは、一年のスタートは3月だったそうです。それで、1年の最後の2月を調整月として28日に、うるう年の年には1日追加して29日とされました。

2月29日生れの誕生日は?

2月29日生まれの人は、4年に一度しか年齢を重ねないのでしょうか。いいえ、日本では誕生日はその前の24時をもって加齢すると定められているので、29日生まれの人は2月28日24時に1歳加えられます。
ご家庭では、誕生祝を2月28日や3月1日にされるようです。

英語でうるう年はleap year(跳ねる年)って、どういう意味?

うるう年は英語で、leap year(跳ねる年)と呼ばれています。
普通、同日の翌年の曜日は、次の曜日になります。例えば、1月1日が木曜日なら翌年の1月1日は金曜日というように。それが、うるう年を挟むと翌々の曜日、つまり金曜日でなく土曜日になります。曜日が一日跳んでしまうということからleap year(跳ねる年)と言われているようです(所説あり)。