建てる前に知っておこう!コンセントの位置と数

コンセントの位置や数に不満はありませんか?

「ここにコンセントがあれば便利なのに」「キッチン家電が増えてコンセントが足りない」「延長コードが部屋をまたいで足を引っかけそう」など、コンセントの悩みが生活の中で積もりますね。
家庭用のコンセントにはエアコン専用、部屋にある一般的な2口や3口のもの、テレビやLAN、電話のジャック、コンセントが一枚になった情報コンセント、屋外で使用できる防水コンセントなどの種類があります。使用する電気製品やそれぞれの場所に適したものが使われます。
新築やリフォームの際に、生活してみたら足らなかった、必要な場所になくて不便といったことがないように、コンセントの数や位置について知っておきましょう。

使いやすい高さと、お部屋をすっきりと見せる高さ

お住まいの家のコンセントを見てみましょう。床からの高さはどうですか?
エアコン用や冷蔵庫用は天井近くに、洗濯機置き場は腰高にと、使用する電気製品にあわせて、高さが異なっていませんか。
エアコン用のコンセントは、床から180㎝から200㎝、洗濯機置き場は105㎝から120㎝、部屋のコンセントは20㎝から25㎝くらいが一般的です。

お部屋のコンセントを抜き差しの際に楽な姿勢で、使いやすい高さにと考えるなら、床から高さ40㎝から45㎝がおすすめです。
お子さんの学習机まわりのコンセントは、机より少し高い位置の80㎝くらいが、イスに座ったまま使えるので便利でしょう。

すっきりとコードが見えないようにコンセントを設けるなら、洗濯機の裏にちょうど隠れるぐらいの高さにしたり、エアコンの下でなく上の位置にしたり、テレビのモニターやDVDデッキのコードが前から見えないような背面にコンセントを配置するなど、電気製品の使う場所が決まっている場合には、そういった配慮が必要でしょう。

コンセントの目安の数と、我が家に必要な数

コーヒーメーカーや自動調理器、DVDデッキやゲーム機、パソコンやプリンターなど、家のなかにはますます電気製品が多くなっています。コンセントの数は、多いほうがよさそうですね。でも、設置にはコストがかかります。必要な場所に必要な数だけあるのが理想でしょう。
目安としては、6畳でコンセント3個(2口または3口×3個)、つまり2畳で1個のコンセントと言われています。
場所は、部屋の入口の照明スイッチの下と、その対角線上が基本的です。
子供部屋と普段使わない部屋とでは、コンセントの必要な数も違ってくるように、部屋ごとに使う電気製品も異なるので、それぞれに考える必要があります。
そこで、使用する電気製品を部屋ごとに書き出してみましょう。
たとえば、キッチン。冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、トースター、コーヒーメーカー、フードプロセッサー、電気ケトルなど。リビング・ダイニングでは、さらに常設のテレビや電話、パソコンなどのほか、季節ものの電気カーペットや暖房機、時々使うホットプレート、アイロンなど、コンセントの使用頻度とあわせて、必要数を検討します。
忘れがちなのが、玄関や一戸建ての外周りのコンセントです。玄関は掃除機のほか、ブーツなどの靴の乾燥機を使う場合もあります。庭でクリスマスイルミネーションや芝刈り機、電気自転車の充電、車の洗車や車内の掃除、外壁やポーチを洗う高圧洗浄機などの使用も考えられますね。

入念に考えたコンセント位置や数も、家具の後ろに隠れて使えなかったり、また将来の模様替え、お子さんの成長などのライフスタイルの変化で、コンセントの欲しい場所が変わったりもします。掃除機をコードレスタイプに変えてコンセントが不要になったという声もあります。間取り図にコンセント位置を記してみて、家具の配置や普段の動線、レイアウト変更をする可能性などをイメージして検討するようにしましょう。