モデルハウス見学時のチェックポイント
そろそろとお考えの方に
「家を建てたい」「一戸建てのマイホームが欲しい」と思っている方。まず、モデルハウスへ行ってみましょう。そこには、家づくりのプロがいるので、家の間取りや構造といった事はもちろんのこと、資金やローンの相談にも応じてくれます。
まだ、マイホームを持つのは具体的にいつ頃と決まっていない方は、いろんなモデルハウスを見学して、どんどん情報を収集しましょう。
そうしているうちに、必要な資金の準備、お子さんの成長、ライフスタイルの変化で、そろそろ1年後、2年後といった時期が見えてくるはず。ここでは、そういったそろそろしっかりと考えたいと思われている方の、モデルハウス見学のチェックポイントをご紹介しましょう。
【モデルハウス見学の予備知識】
・見学する際には、できれば予約を
・家族揃って、モデルハウス見学を
・服装は、カジュアルなものを。ラフすぎるものはNG
・週末の午前中が狙い目タイム
・アンケートは自分の意思を伝えるツール
・設備や建材なども実際に触れて、感触や使いやすさなどを確認
住宅展示場へモデルハウス見学
複数のハウスメーカーや工務店のモデルハウスが集中した住宅展示場。1ヵ所でいくつものモデルハウスが見学できるのがメリットですが、反対にたくさんありすぎて、ただ疲れただけに終わってしまう可能性も。
そこで、事前に資料を取り寄せて、自分が素敵だと思う会社や気になる家をピックアップしておいて、そこをまず見学して、確認するようにしましょう。モデルハウスは実際に建てる家ではないので、間取りや広さには注視せずに、建てる際に関係しそうな、天井の高さや躯体の特長、その会社の強みの部分を質問したり、体感したりしましょう。
各住宅メーカーのモデルハウス見学
建てたい地域の工務店を訪れた場合には、モデルハウスを紹介される場合があります。既存の住宅地の中に建てられる住宅会社のモデルハウスは、公開期間が終了すると、そのまま販売される場合が多いです。そのため、周辺環境に調和した外観であったり、大きさであったりします。その分、設備やプランが身近に感じられるでしょう。モデルハウスでも実際の営業マンが担当してくれたりするので、相性や会社の姿勢なども確認できるチャンスです。
モデルハウスへ行く前に用意しておく事
モデルハウス見学へ出かける前に、まず、予算や間取りはどれくらい、外観などのテイスト・スタイルは、どんなものがいいのか、家族で話し合っておくと、担当営業マンにも具体的に伝えられて、スムーズです。
例えば、4LDKは必要とか、キッチンはオープンキッチンが好きなのか、収納は多い方がいいのか、デザインイメージはヨーロピアン調、純和風など、漠然としたイメージでも、伝えられるだけで、より具体的な提案や情報が得られます。
次のモデルハウス見学のために、情報の整理を
モデルハウスでは、その会社が建てる家の耐久性や耐震性といった構造や躯体、断熱性や遮音性といった性能、設備のメーカーは限られているのか自由に選べるのか、家を建てる際の目安としてモデルハウスの坪単価や価格などをチェックしましょう。
時間が経つと忘れるので見学中でも、見学後でも、気になったポイントはメモしておきましょう。対応が丁寧だった会社の担当者、いいなと思った設備や工夫のプラン、参考になった色々な税金の控除やお金のことなど。
予算が潤沢にあれば、設備や仕様は思いのままですが、そうでないから悩みますよね。予算のかけどころを考えて、ゆずれるところ、ここだけはゆずれないと思うところをあげていくと、計画を進める上でもスムーズですね。そんな優先順位も、見学しながら考えてみましょう。