家を建てる前に知っておこう ~周辺環境編~

家を建てる前に、周辺環境を確認しましょう。

家を購入する・建てるとなって、間取りや、設備はどうかと考える前に、周辺環境が気になりますね。間取りや設備は、リフォームなどで変えられても、周辺環境はご自身の手で変えることは困難ですから。
そこで、新居を購入する前に、知っておきたい周辺環境のチェックポイントをご紹介しましょう。

最寄り駅への距離や買物施設、諸施設など利便性をチェック

周辺環境のスペックとして、チェックすべき項目をあげてみましょう。

・生活利便施設の充実度
買物施設、公共施設、医療機関などへの距離や施設の有無

・交通機関
最寄りの駅やバス停への距離、本数、終電など

・子育て環境
保育園や学校などの教育施設、塾、公園、子育てをサポートしてくれる機関の有無や距離
毎日利用するだけに、これらの諸施設が身近にあれば、快適さに差が出ます。

通勤や通学路の道路状況をチェック

マイカーを利用される場合は、周辺道路の混雑状況が気がかりです。家の近くまで帰って来た所でいつも渋滞になるというのでは、イライラがつのります。
一方、自宅前の交通量は、騒音やお子さんの安全面からも注意が必要です。また、通園・通学路の道路は交通量や信号・横断歩道の有無、歩道は整備されているかなども確認しましょう。

昼間だけでなく夜間もチェック

周辺環境は、時間を変えて確認するようにしましょう。昼間は静かな住宅地だけれど、夜間は安全面・治安面で、別な表情を見せるかも知れません。夜間の騒音や道路の交通量は大丈夫か、緑が素敵な公園だけれど、木々が目隠しになっていないか、夜の人通りはどうかなどを確認したいですね。
また、休日の様子もチェックしましょう。大型ショッピング施設へ向かう車で、普段より周辺道路が渋滞しているかもしれません。

心地よさも満足度を大きく左右

ご家族の生活スタイルにあった環境であるかどうかも確認したいですね。同じような年齢の子どもさんがいるとか、生活スタイルが似かよったご家族が近くに住まわれていると、友人もできやすいでしょう。スーパーの品揃え、ベーカリーやレストランンなどのショップが好きな雰囲気なら、住んでからの楽しみが増えます。
さらに、10年後20年後のこと、例えば子どもたちの進学や老後の事にも思いを巡らせて、心地よく暮らせるかも考えてみたいですね。

最後に、周辺環境に優先順位をつけましょう

ひとつひとつ調べるのも時間がかかります。地元の方に、住み心地などを聞いてみるのもいいでしょう。近くのスーパーへ足を運んでみると、物価などの判断材料になります。
こうして確認しても、全てに満点の周辺環境が揃うのは、なかなか難しいといえます。ご家族で、ここは我慢できる、妥協できるけれど、ここだけはゆずれないなど、家を購入する・建てる際にわが家の周辺環境への優先順位を決めておくと、後の見きわめがしやすいでしょう。

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