2020年花粉症対策

花粉症・その時期と症状

花粉症の原因には、スギ(2月~3月頃)、ヒノキ(3月~6月)、イネ科(3月~6月)、ブタクサなどのキク科(8月~10月)などが代表的なものとしてあげられます。
2019年にスギやヒノキの雄花が大量にできたので、翌2020年は花粉を飛ばす雄花が減ると言われていました。しかし、花粉数は多く、暖冬の影響もあって飛散し始めるのが早かったと伝わってきています。すでに、2月末で、飛散情報をみても「非常に多い」と表示される日が多く、早急な対策が必要ですね。
花粉症の症状としては、目のかゆみ、アレルギー性結膜炎、鼻水・鼻づまり、くしゃみや咳、のどのイガイガ、皮膚かゆみなど、症状の程度も個人差があります。
また、スギやヒノキだけでなく、四季を通じていろいろな花粉が飛んできますし、ハウスダストのアレルギー症状もあって、一年中花粉症の症状に悩まされる人も少なくありません。

対策・触れない持ち込まない

花粉が飛びやすい日は、晴天または曇りの日、雨が降った翌日、湿度が低く暖かい日、南風が吹いた後の北風の日などと言われています。
そんな日は、特に入念な対策が必要です。
普段から気を付ける花粉症対策として、外出から帰ったら、玄関に入る前に服についた花粉を払い落しましょう。帰宅後、うがいや洗顔、手洗いもお忘れなく。
室内では、窓などの開口部を閉めて花粉の侵入を防ぎます。こまめなお掃除も心がけてください。洗濯物や寝具など、外に干したい場合は、飛散の少ない午前中にしましょう。
外出するときは、マスクや眼鏡の着用、洋服はウール繊維より化学繊維や綿などが付着しにくいと言われています。
さらに、睡眠を十分にとって、規則正しい食生活、栄養バランスのいい食事、適度な運動を心がけたいですね。