冷房のスイッチを入れたら、カビ臭いとか、嫌な匂いが漂ってきてということにならないように、夏前に済ましておきたい、エアコンの掃除。
エアコンの掃除って、高い所にあるし、中が見えないし、できたら見て見ないふりをしたい所ですよね。
でも、省エネや経済性、長く使うためには、こまめな掃除が大切です。
定期的に自分でできる簡単なエアコンの掃除をご紹介しましょう。
慣れれば簡単ですので、ぜひ2週間に1・2度、実行してみてください。
まず、用意するものは、掃除機、タオル、ぬるま湯または水。
エアコンの掃除をする前に、電源・コンセントを抜くことも忘れずに。
手順
- タオルをきつく絞って、エアコン本体に付いた埃をふき取る。
- エアコンの前面パネルを明けて、取り外せるならはずし、中のエアフィルターをはずす。
- はずした前面パネル、エアフィルターの埃を掃除機でサッと吸い取る。この時、掃除機はフィルターの前面からあてる。
(定期的にお掃除ができている場合は、これで完了。) - 取り外した前面パネル、エアフィルターを浴室へ運び、シャワーで埃や汚れを落とす。
汚れが落ちない場合は、中性洗剤を水で薄めた液につけて、フィルターを傷つけないように優しく注意しながら軽く歯ブラシ等でこする。 - エアフィルターの水気を切り、陰干しする。取り外した前面パネルも同様に水分を拭き取り、陰干しに。取り外せない前面パネルは、固く絞ったタオルで埃や汚れをふき取り、乾かす。
- 乾燥させたエアフィルターと前面パネルを元通りに設置する。
- エアコンの電源コンセントを入れて、送風モードで20分~30分稼働させる。
エアフィルターを乾燥させている間に、リモコンの掃除も済ませておきましょう。
主に乾いた布で拭きますが、ボタンの隅などの細かな部分の汚れには消毒用のエタノールを綿棒に少量沁みこませてぬぐうようにします。
さらに、エアコン周囲の壁にも注目を。空気の流れがあるためか、見た目はきれいでも、拭いてみると、驚くぐらいに汚れていたりします。
よく絞ったタオルで拭きますがこの時、埃を広げないために拭き戻しや、二度拭きはしないように。1回ずつきれいな面で拭くようにしましょう。
エアコンもエアコン周囲もこれですっきり。でも、まだ臭うような場合には、エアコン内部に問題があるかもしれません。ファンは、構造が複雑で、水分などが入ると故障の原因にもなりかねないので、これ以上はプロにお任せしましょう。