すっきりさせるコツは面倒でない収納
お子さんの部屋を片付けて、すっきりとさせるにはどうすればよいのでしょうか?
こんなお悩みを一緒に考えてみましょう。
散らかる原因はどこにあるのか、まず探ってみます。
オモチャの量があふれていませんか?
対象年齢でなくなった点や関心が無くなったなど、遊ばなくなったオモチャと今遊んでいるオモチャが混在して量が多ければ、分類して、不要なオモチャは処分します。
遊ぶそばに収納スペースはありますか?
手の届く場所、見えるところに収納できるようになっていますか?
遊ぶ場所と保管する場所が離れていたり、手が届かなかったりすると、片付けるのが面倒に感じます。収納した中身が見えていないと、遊ぶ時に不要な物も出して広げてしまいがちです。できるだけ出し入れがしやすくて、「出す・片付ける」のアクションが少なくなるように収納方法や場所を決めておくようにします。
そして、処分したり、収納場所を決めたりする際には、お子さんと一緒に意見を聞いて進めるようにしましょう。自分で決めたこと、判断したことは守るという自立心が養われればいいですね。
できるだけシンプルに収納できること
収納する際には、細かく分類しすぎないようにします。例えば、ぬいぐるみは全て一つのボックスや布製のストレージバッグに入れるといった具合に。分類する際は、黄色のボックスはミニカー、グリーンは恐竜のフィギュアといったように収納ボックスの色で判別できるように分けておきましょう。
収納のアクションの数を減らするために、収納ボックスはフタをあえて外しておくとか、よく遊ぶ場所がリビングならば、収納する場所もリビングに設けるようにします。
また、何が入っているか、何をしまうかがわかった方が遊びやすく、片付けやすいので、ラックにぬいぐるみやミニカーを並べて見せる収納にしたり、中身が見えるワイヤーの収納ケースを利用したりしましょう。
目的に合わせて手の届くところにまとめる
小学生になると、ランドセルや手提げバッグ、教科書やプリントなどの収納スペースが必要になりますね。
ランドセルや帽子、手提げバッグなどは一か所にまとめて、収納場所を決めておきましょう。ランドセル近くに通学の用意のために必要な教科書やプリント、体操着などの置き場所を決めておくと、準備もしやすく忘れ物をしなくなりそうですね。
カラーボックスを横にして使うと本も立てられて、棚としても使えます。
プリント類は、教科別や連絡事項別にわかるように分類したフォイルボックスなどを活用するのもいいです。
お子さんが片付けたくなるシステムを整えてあげることが大事なので、一緒に収納計画を考えるようにしましょう。