お手伝いから生活する知識を学ぶ
お子さんが手伝ってくれる家の事は、食事の準備や後片付け、洗濯物をたたむ・片づける、掃除などが主な内容のようです。お子さんには家事も含めて身の回りのことを自分でできるようになって欲しいと願いますよね。衣食住の課題を見つけて、解決していく工夫は、生活をより豊かなものへ実践する知識を養ってくれそうです。
そこで、お子さんがお手伝いをしたいと思う、そう思わせるにはどうしたらよいのか、考えてみましょう。
お子さんの成長を確認できる時間に
手伝ってもらうと時間がかかるからとか、かえって汚れるからとつい敬遠しがちですが、簡単なことから少しずつできることを増やしてあげましょう。
頼んだことは、少々時間がかかっても任せることも大切です。
やり遂げた達成感や期待された充足感は、お子さんを成長させるのではないでしょうか。
子どもは、好奇心がいっぱいの反面、集中力が長続きせず飽きっぽいものです。
そこで、数を数えながらするとか、どちらが早くできるか競争するとか、遊び感覚で好奇心を誘ってあげましょう。お手伝いをするときは、エプロンをつけるなど特別感を演出してあげることで楽しみにもなりますね。
また、お子さんの成長にあわせて家庭のなかでルールを作って、保護者のすること、お子さんのすることを決めるのも一案です。決められた時間になったらオモチャを片づける、学校へ行く前に玄関やトイレなどの掃除をするといったように、家族で話し合って決められたことをみんなですることで責任感も養われそうですね。
手伝ってもらううちにできなかったことができるようになったり、興味を持ったり、お子さんの変化に気が付くことがあるかもしれません。一緒の時間を過ごすことで、今日一日の出来事や友人との話など、会話ができるのも貴重な時間になりそうです。