新生活 人付き合いの仕方

清潔に丁寧に誠意ある印象を

毎日の生活の中の様々な場面で、人と会話し助けられています。
とはいえ、初対面の方と会う場合は、緊張しますね。
お引越しやお子さんの新入学、就職や転職・再就職などなど、新しい環境でまず気がかりなのは、人付き合いではないでしょうか。お隣への引っ越しの挨拶、担任の先生との面談、上司や部下、同僚など、気心の知れない人と接するときには、神経を使うものです。
新生活の場面での、付き合い方を考えてみましょう。

第一印象に好感を持ってもらうためには、清潔な印象が大事です。髪や髭を整え、襟や袖口になど汚れのない身なりを心がけたいですね。
挨拶はどんな場面でも基本的な事と思われます。どこの誰なのか初対面同士ではお互いに判らないので、警戒心を解くためにもすすんで挨拶を。相互に相手を受け入れる第一歩といえるでしょう。
最近はマスクをしているので、表情をくみ取るのも難しいですね。目は口ほどにものをいうという諺があります。口元が隠されていても、目から相手の感情が推し量れます。まず相手を迎え入れれば、それが表情に現れて、その場の緊張感をほぐしてくれるでしょう。
さらに、丁寧な言葉使い心地よいものです。例えば同僚だから、同年代だからという理由で初対面からタメ語やぞんざいな話し方では、馴れ馴れしく感じる人もいるでしょうし、かといって敬語では相手との距離を作ってしまうかもしれません。
相手の話をまずはよく聞いて、共通点を見つけて自分のことも理解してもらえるように話題を広げていきます。良い点や尊敬できる点があれば、褒めたり一緒に喜んだりすることで、相手との距離が自然と縮められていくでしょう。

時には断る勇気も大切

親しくなってきたところで、時には振り返ってみましょう。
自分の話をするだけで、相手の話を聞いていなかったとか、自慢話を聞かせていたということはありませんか。話したいことだけを言ってすっきりとしているのは自分だけというのでは、相手がストレスを感じているかもしれません。
一方、気を使い過ぎて、疲れてしまっていませんか。また、顔を合わせると他人の悪口ばっかりということになっていませんか。場合により少し時間を置くとか、距離を保つようにしましょう。場合によっては、はっきりと「NO」という勇気も必要です。
できれば、煩わしいと思う人との付き合いはしないほうが、一つストレスが軽減できる場合があるかもしれません。
期待膨らむ新生活、好感を持って迎えてもらえれば、お付き合いもスムーズにスタートできそうですね。
もしかしたら、一生の友人が目の前の人かもしれないのですから、それだけに、新生活の初対面の人との付き合い方は大切といえそうです