生活時間にメリハリを
働き方改革が問われていた中、新型コロナウイルスの感染防止のため、テレワークや在宅ワークが推奨されるなど、働く環境が一気に変化しています。
慣れない自宅での仕事に戸惑ったり、情報通信網や作業場所の確保に頭を悩ませたりなど、あわただしく環境を整えられたことでしょう。
次に、仕事を自宅でする際の向き合い方を考えてみましょう。
通勤時間が無くなって、他人の目がないので、パジャマのまま仕事にとりかかったり、仕事の開始が曖昧になったり、ダラダラと夜遅くまで作業をしたりしていませんか。
通勤していた時のように、身支度を整えて、就業開始時間にはパソコンを起動したり、社用メールをチェックしたりと、従来の就業スタイルを守るようにします。そうすることで、仕事モードにスイッチが入り、一日の過ごし方にメリハリが出て、規則正しい生活が保てそうです。
スケジュールや予定表を見える化
在宅ワークをしていると、同僚の仕事やグループ内の進捗状況などが見えず、ついルーズになりがち。そこで、目標やスケジュールを立てるようにしましょう。
いつまでに、何を、どれぐらいの時間でするのかを書き出します。
仕事のスケジュールに加えて、さらに、家事や家族の予定、お子さんの保育園や塾への送迎などの予定もアップしておきましょう。
そうすると、優先順位がはっきりと見えてきますし、いつまでにすべきことか把握できて、効率も上がりそうです。
書き出すことで、作業忘れや納期ミスも防げ、仕事にばかり時間を取られることもなくなるのではないでしょうか。
効率や集中力アップのために余暇時間を作って
ダラダラと仕事をしてしまったり、何時間も同じ姿勢で座っていたりしては、集中力が途切れてしまいますし、目が疲れたり肩が凝ったり、健康面、体力維持に不安です。
仕事の合間にストレッチをしたり、一日に1回は外を歩いたりしましょう。
血流が良くなり、気分転換にもなって、集中力もアップします。
また、スケジュールを立てて効率よく作業を進めてできた自由時間や、通勤をしなくなって生まれた余暇の時間を見つけて、新しいことにチャレンジしてみるのもいい機会ではないでしょうか。
スキルアップや音楽・読書などの趣味、ヨガやウォーキングなどの運動系など、好きな事をする時間を持つことで、仕事への集中力や効率アップが期待できそうですし、在宅ワークのストレスを解消する一助になるかもしれません。