冬のおうちカフェ あったかい飲み物レシピ

定番ドリンクに、ひと手間

冷えた体にうれしい温かい飲み物。テレワークや外出自粛などで、家に居る時間が長くなって、口さみしい時にも欲しくなります。仕事や家事の合間の気分転換に、映画鑑賞や読書の休憩になど、温かい飲み物は、気持ちをほっこりと和ませてくれますね。
そんなひと時に、紅茶やミルクにひと手間加えて、カフェ気分になれるおすすめのドリンクレシピをご紹介します。
いつものコーヒーやココア、紅茶に飽きてきた方も、チャレンジしてみてください。
※レンジで温める場合、火にかける場合には、吹きこぼれないように、やけどにも注意しましょう。

・ショウガ紅茶

生姜をひとかけ皮ごとすりおろして、カップに絞り、蜂蜜または砂糖を入れます。ポットでお好みの濃さに蒸らした紅茶を、カップに注いでよく混ぜてお召し上がり。生姜や蜂蜜の量は、好みで調整を。

・チャイミルクティー

濃い目に出した紅茶に、シナモンパウダーや、チャイ用のミックスパウダーを入れて、温めた牛乳を注ぐだけで簡単に、特別感のあるチャイミルクティーが楽しめます。
ゆっくりと大人時間を楽しみたい時には、香りにもこだわって本格的なチャイミルクティーにチャレンジしてみましょう。
材料(4カップ分)
紅茶、シナモンスティック 1本、カーダモン 4個、クローブ 4個、水 400mℓ、牛乳400mℓ
砂糖適量
シナモンスティックは4・5個に折って、カーダモンはサヤから種を取り出してすり鉢でつぶしておきます。鍋に水を入れて、シナモンスティック、カーダモンの種とサヤ、クローブを入れて、茶色くなるまで煮だします。火を止めて、そこに紅茶の茶葉を入れて2分ほど置いたら、牛乳、砂糖を加えて、軽く温めてから、茶こしでこしてカップに注ぎ入れます。

・ジャムティー

イチゴジャムやマーマレードジャム大さじ2に紅茶を注いで、よく混ぜて出来上がり。お子さんには、ジャムをお湯で溶いただけでも、フルーティな香りがして喜ばれそうです。

・抹茶ラテ

煎茶の茶葉を粉にした抹茶は、リラックス効果や免疫力アップのポリフェノールやテアニンなど緑茶の成分がまるごと摂取できることから、より高い効果が期待されています。
材料(1カップ分)
抹茶・砂糖 各大さじ1(お好みの量)、牛乳 カップ7分目 
カップに抹茶と砂糖を入れて、お湯でよく溶いておきます。牛乳を注いでレンジで温めればOK。

・ココア

ココアに含まれるカカオポリフェノールは、血行を促進させ体を温める効果が高く、さらに暖かさが続くと言われています。
そんなココアパウダーを、温めた牛乳で溶かすだけでもいいですが、少しの手間をかけて、キッチンでトロトロとかき混ぜる時間を楽しんでみるのはいかがでしょうか。
材料(2カップ分)
ココアパウダー(無糖) 小さじ5、水 大さじ2、砂糖 小さじ2、牛乳 300mℓ
小鍋にココアパウダーを入れて、弱火で30秒ほど炒ります。ここに水を加えて、さらに砂糖を加え、牛乳を少しずつ注いで混ぜて滑らかに溶かしたら完成。さらに、茶こしでこすと一層柔らかな口あたりに。
基本のココアに、マシュマロを浮かべて、ココアパウダーを振りかければ見た目も華やいだ雰囲気。砂糖の代わりにマーマレードと蜂蜜を溶いたものを使って、洋菓子のオランジェットのような風味をドリンクでも楽しめます。

カップやプレートでカフェ気分を

いつものコーヒーや紅茶でも、ポットやカップを替えるだけで風景が一変。出かけなくてもおうちでカフェ気分に。ペーパーナプキンやおしゃれなペーパーを添えるだけでも、あらたまった気分にさせてくれます。
小さめのカッティングボードに、お気に入りマグカップとデニッシュやクッキーを置いてワンプレートのサービスはいかがでしょう。
カッティングボードの変わりにお皿や木製のプレートでもいいですね。
飲み物をスープにして、トーストと並べれば、朝食に。お煎茶や抹茶ラテにして、お団子やお干菓子などの和菓子を添えて和テイストの演出も。

いつも習慣的に口に運んでいる飲み物も、小さな工夫でまるでカフェのような贅沢な心地よさが楽しめます。体も気持ちも少しでも温かくして、寒い冬を乗り切りたいですね。