小さな草花の成長から育てよう、子どもたちの好奇心
お子さんとパパやママも一緒にガーデニングを楽しみませんか?
お子さんが毎日目にする場所に置いて成長を一緒に見守りましょう。一日で茎がグーンと伸びたり、つぼみだったものがきれいな花を咲かせたりする自然の営みを目の当たりにできて、子どもたちの感受性や好奇心が刺激されるでしょう。そして、子どもたちの驚く表情に感動します。
初めてのガーデニング、まずは気軽な鉢植えからスタートしてみるのはいかがでしょうか。
玄関アプローチの小さな植栽スペースに置いても素敵ですし、玄関ポーチに置いてお客様に季節感あふれるおもてなしの気持ちを表したり、バルコニーの風景に変化を持たせたりすることができます。シーズンが終われば、片づけられる手軽さも初めてのガーデニングに向いていますね。
種は水に浮かべてみて、沈んだものを選んで植えましょう。球根はカビや傷のないものを選びます。初めてのガーデニングには、すでに花を付けている苗から始めれば失敗が少なくて、ボリュームのイメージがしやすいですね。苗はつぼみがたくさんついていて、茎の太い引き締まった株を選びましょう。
鉢の底に石、深さの1/3程に培養土を入れ、ポットから出した苗の根を少しほぐして、鉢に置いて1・2cm鉢の高さより控えて土を入れます。たっぷりと水を与えたら完成です。
また、土・肥料・鉢・種が入った栽培セットなら、準備するものを考えずに、始められます。
目的や場所にあわせて表情も豊かに演出できるガーデニング
鉢はコンテナ、プランターと呼び方も色々あります。小ぶりのプランターから始めて、慣れてくれば横長のコンテナや大きめの丸鉢で寄せ植えなども楽しめるでしょう。
軒先などにフックで吊りして立体的に空間を飾るのがハンギング、植物を這わせたり、ハンギングを架けたりして広がりを楽しむトレリスなどアイテムも幅広いので、空間や植物にあわせて、選ぶ楽しみもあります。リビングから見えるバルコニーの殺風景なコンクリートの壁面は、トレリスを立てかけて彩ってみましょう。
夏には、日蔭を作る目的でワイヤーや紐を背高く作って、朝顔やゴウヤなどのつるを伸ばせば、シェードとして活用できます。
キッチンでつんで食卓に彩りを
小さなトマトやキュウリ、オクラ、茄子などは比較的バルコニー等のコンテナでも育てやすく成長が早いので、お子さんの関心をひきそうですね。子どもたちが育てて、摘んで、食べることで、野菜を身近に感じられて、食育にもなるでしょう。
同様にネギ、ハーブ類などもキッチンのコーナーやカウンターなどで育てられるので、手軽です。キッチンに緑のさわやかな彩りも添えられます。
また、買ってきた野菜の根の部分を残して浅く水に浸しておくだけで、新しく葉がでてくるものがあります。豆苗などは成長が早くて、子どもたちも観察しやすいでしょう。ちょっとつんで、今晩のメニューのあしらいに使えば、一層華やいだ食卓になりますね。
また、富田林市や松原市では、緑につつまれた潤いある街づくりのために、個人住宅に生け垣を設ける場合や、生け垣にするために既存のコンクリートブロックやフェンスを撤去する場合に助成金を設けています。新築やリフォームの際に参考にされてはいかがでしょう。(詳細は各市へお問い合わせください)