6月4日~10日は「歯と口の健康週間」

「6(む)4(し)」に因んで「歯と口の健康週間」

6月4日から10日は、「歯と口の健康週間」です。昭和の初めに「6(む)4(し)」に関連付けて6月4日を「虫歯予防デー」としてから、名称を変更して2013年から「歯と口の健康週間」とされています。歯の疾患を予防し、早期にみつけて治療する習慣を身につけ、歯の寿命を延ばすことを目的に設けられています。

成人の歯は、親知らずをいれて上下16本ずつ、合計32本。親知らずのない場合は上下14本ずつ、合計28本です。
歯が痛かったり、しみたりしたら、食事もおいしく感じられません。生活の質や健康を守るために、元気においしく会話や食事が楽しめるようにするためにも、自分の歯を長く維持したいですね。8020(ハチマル・ニイマル)運動という言葉を聞いたことがありますか。20本以上の歯があれば食生活にほぼ満足できるということから、健康な歯を保つように、「80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう」という、歯の大切さをうたう合言葉です。

歯を失う原因の多くは、虫歯や歯周病だと言われています。この虫歯や歯周病は、細菌や歯垢(プラーク)が原因だそうです。
高齢になって歯を失わないためには、若いうちからのケアが大切です。
虫歯菌は、糖質を餌にネバネバとした物質をつくり、食べかすとともに歯垢(プラーク)となって増殖し、歯のエナメル質を溶かして浸食していきます。
歯周病は、歯垢(プラーク)や歯垢が石灰化した歯石のなかの歯周病菌が、歯肉に炎症をおこすことでなります。
細菌や歯垢(プラーク)を寄せ付けないことが、歯を長く保つきほん秘訣と言えるでしょう。

自分の歯を保つためのデンタルケア

では、それにはどうすればよいのでしょうか?
お口のケアのポイントは、毎日の歯磨きにあります。適切な歯磨き習慣を心がけましょう。

・歯磨き
清潔に保つために、毎食後の歯磨きはデンタルケアの基本ですね。磨きにくい「前歯の内側」「奥歯の外や内側、さらに奥側」も、磨き残しがないように丁寧に磨きましょう。
・歯間ブラシやデンタルフロス
歯ブラシでは、歯と歯の間や、歯と歯肉の境目は届きにくいので、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、歯垢(プラーク)や食べかすを落とします。歯垢(プラーク)は、はやければ2・3日で石灰化し始めるそうです。虫歯へのリスクを高めないようにケアしましょう。
また、歯間ブラシは使用後、流水で洗って乾燥させて、ブラシが乱れてきたり、ワイヤーが曲がってきたりすれば替え時だそうです。歯肉を傷めないように注意して使用しましょう。
デンタルフロスも歯間ブラシもサイズや形状がいろいろあります。
L字型、I字型の歯間ブラシ、デンタルフロスはロールタイプの他、F字型やY字型など好みや使いやすさで選んでみてはいかがでしょう。

丈夫な歯を保つためには、乳製品、大豆食品、魚介類といったカルシウムの多い食品に加え、カルシウムの吸収を助けてくれるキノコ類、卵黄などのビタミンDを多く含む食品を摂るようにします。
歯のエナメル質を強化するニンジン、かぼちゃ、レバーなどのビタミンA、レモンやブロッコリーなどに豊富に含まれるビタミンCも摂りましょう。
気を付けて、丁寧にお口のケアをしていても、奥歯の歯肉との境目など、歯垢(プラーク)が蓄積していきます。定期的に検診を受けるほか、歯肉が腫れたり、口の中がネバネバする、口臭が気になる、歯磨きの時に出血するなど、気になる症状があったら、歯科医院を受診してみましょう。

参考:全国健康保険協会ホームページ