室内の花粉症対策

花粉症対策は早めに

花粉症に毎年悩まされている方も、風邪かと思っていたら花粉症かもと最近花粉症になったかしらという方も、コロナウイルスが蔓延している中、花粉症か風邪症状か、コロナウイルス感染症か、疑わしく悩ましいですね。

それだけに花粉症の方は、早めに医師に相談したり、薬を飲んだり、いつものゴーグルを着用するなど対策しましょう。
花粉症の予防
・マスク、眼鏡、服装、手洗い、洗顔、室内の掃除、換気、花粉の多い時間帯の外出を避けるようにといわれています。
・マスクは花粉の量をおよそ3分の1から6分の1に減らし、鼻の症状を減らす(軽くする)。
・眼鏡を使用している場合は、使用していないより眼に入る花粉量を40%減少。
・一般的にウールの衣類は、木綿や化繊に比べて、花粉が付着しやすく花粉を屋内に持ち込みやすいので、外出の際は服装にも気をつけること。
・うがいと洗顔
さらに規則正しい生活習慣を身につけることで、免疫機能を保つことも重要とあわせていわれています。

※資料:環境省「花粉症環境保健マニュアル2019」
https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/manual/2019_full.pdf

室内でも花粉は身近に

ステイホームやテレワーク、在宅勤務等で外出していないのに、変わらず花粉症の症状があって、「どうして?」と思われていませんか。

家にいるのに花粉症の症状が出る理由には、いくつかあげられています。
ひとつは、よく紹介されている外出時の衣類に付着していて、そのまま部屋の中に持ち込んでしまっている場合です。
さらに、これも一般的にいわれている外干しの洗濯物に付着して、そのまま取り込んでしまっていることによるもの。
次に考えられるのは、換気。窓を開けたときや、24時間換気をしていたりして、花粉が外から入ってきていることなどが考えられています。

室内での花粉症対策

家の中での花粉症対策は、まず帰宅した折には、玄関に入る前に上着や衣類を払って、花粉を落としてから入ります。
洗濯物は、できれば室内干しに。空気清浄機や除湿器に、室内干し機能が加味されたものもありますね。
お掃除はこまめに。家具などにも花粉は付着します。排気でホコリや花粉を巻き上げないようにするために掃除機は、床に落ちたホコリをモップなどで拭き取ってからにします。
換気は、花粉の飛散が少ない時間帯や天候がねらい目です。24時間換気の換気口のフィルターもきれいにしておきましょう。
また、昨今のコロナ禍で換気の必要性が重要視されています。
飛散の少ない朝に窓を大きく開けて、昼間は少し開けて換気を続けるとか、窓を開けて網戸や花粉の吸着性能のあるカーテンをしておくなどの、対策も考えましょう。
こうしてみてくると室内の花粉症対策は、室内に花粉を入れない工夫がポイントのようですね。

※カラフルライフ2020年3月6日カテゴリー:雑学・暮らし「2020年花粉症対策」を併せてご覧ください。
https://blog.famityhome.co.jp/archives/life/834/